ヴェリ歯科クリニック
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歯の神経をとったのになぜ痛いの? 神経が残ると何が起きる?についてお答えします。

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巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。虫歯の治療をしていると虫歯が深く歯の中の神経を取る治療が必要になります。根管治療とか歯内治療と言われたりもしています。根管治療は治療する場所にもよりますが保険治療で行え3割負担だと初回2〜3千円程度、根管治療総額1万円以内でできます。

歯の神経をとったのに治療を続けていると痛みが出てくることがあります。その原因についてお話しします。

1. 残髄炎って何?

歯の治療で神経を取り除く時、すべての神経を取りきれないことがあります。これが「残髄炎」と呼ばれる状態で、残った神経が原因で痛みを感じることがあります。「痛みの元がまだそこにあるよ!」と神経が反応してしまうんです。この状態では、取り残された神経の一部が活発に成長し、根管内や根管外へと広がっていくことがあります。

残った神経が伸びてくるので前回治療が終わったところまで綺麗に除去していても次の治療の時に前回までの治療箇所を探っていくと残髄した神経に触れて痛みを発生することがあります。

2. どうして神経は反応するの?

ここでどうして歯の神経は痛いのかについてお話しします。

歯の神経は主に痛覚、痛みとして反応するものが主です。触れると脳が痛いと反応してしまいます。

神経には「保護ジャケット」としてミエリン鞘というものがありますが、すべての神経にこれがあるわけではありません。特に、ミエリン鞘がない細い神経は、外部の刺激にとても敏感です。このため、普通なら感じないような小さな刺激でも、痛みとして強く感じてしまうのです。歯の神経はこのように敏感でありニョキニョキと成長する神経が根管内部や外部に触れることで、通常よりも強い痛みを引き起こすことがあります。

3. 痛みの種類とその原因

抜髄後に感じる痛みには、鋭い痛みや鈍痛、拍動するような痛みがあります。これらは、残った神経が刺激を受けて反応することで生じます。また、心理的な影響で痛みが増強されることもあります。心配やストレスが痛みを強く感じさせることもあるんですよ。神経が根管外にまで伸びると、歯の周囲の組織を刺激し、治療を受けたときよりも強い痛みが発生することがあります。

4. 痛みにはどう対処すればいいの?

残髄炎の対処法としては、再度の治療で残ってしまった神経を丁寧に取り除く必要があります。十分な時間をかけて、慎重に治療を行うことで、痛みを根本から解消することが可能です。「痛みには根気よく対応しよう!」が鍵です。再治療により、正確に神経を取り除くことで、根管内外の成長した神経を適切に管理し、痛みを効果的にコントロールできます。

ヴェリ歯科クリニックの根管治療

ヴェリ歯科クリニックでは歯科用顕微鏡マイクロスコープ、ニッケルチタンロータリーファイル、高圧周波で歯髄を処置する器具などを扱いながら丁寧に神経治療を行います。治療後はMTAセメントを使ったシングルポイント充填を実施し根管を緊密に封鎖して細菌の侵入を防ぎます。

痛みが残ると不安になりますが、正しい理解と適切な治療で、健康な歯を取り戻すことができます。そのためにはまず適切な対処が必要で段階を追って痛みに対してマネージメントが大切と言えるでしょう。

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