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1. はじめに、インプラント治療のトラブル事例とは?

インプラント治療はこの20年間で全世界に普及し、第3の歯として歯を失った方に再びものを噛めるという喜びを与えました。

しかし、その一方インプラントが炎症を起こしたり、インプラントは入ったが物がつまりやすくなった。またインプラント治療中のトラブルで、神経が損傷したなどのトラブルが多くなっているのも事実です。

インプラント治療をしたからとといって全てが補えるわけではありません。インプラント治療によって起こるトラブルは主に下記が挙げられます。

① インプラントをただ骨のあるところに埋入してしまうトラブル(間違ったインプラントの位置)

インプラント治療とはインプラント本体と骨がつくことによって歯と同等の維持が得られることから、第3の治療法として普及されました。しかし、ただ単にインプラントを骨のある場所へ埋入していいわけではありません。

インプラントを行った後でよくあるトラブルはインプラント周囲炎、食べ物がインプラントに詰まりやすかったり、被せ物が破損する。といった状況です。

かつて、インプラント治療を行う際、多くのインプラント手術は口腔外科医が担当医し、骨の十分ある箇所にインプラントを埋入しておりました。

骨が十分あるところでインプラント治療を行いますのでインプラントはしっかり固定されますが、それが斜めに入っていたらどうでしょう?
それが歯のはえてない箇所に適当に埋入されていたらどうなるでしょう?

インプラントの正しい埋入位置は歯が失われた場所の中央部、もしくは対合の歯が噛み合う主要なポイントの直上を目指して埋入されなければなりません。

② エビデンス(医療実績)の得られていないインプラントメーカーを使った治療でのトラブル

海外、日本を含めインプラントメーカーは数百社になります。その中で汎用性のないインプラントメーカーを使用し、後々アフターフォローが受けれない場合も出て行きます。

実績のないインプラントメーカーは既に衰退してきています。

既にインプラント体がお口の中に入っている患者様に何かトラブルが出た場合は、もう一度インプラントを撤去しないといけない場合もあります。

インプラント治療を受ける場合は日本、世界ともにシェア率が高いメーカーを選ぶことをお勧めします。

③ インプラント治療後のメインテナンス不足によるトラブル

インプラントがお口のなかに入ったからといって歯科医院へ行かなくなると、知らず知らずのうちにインプラントやその周りの歯茎が痛むことがあります。

またインプラントと別の場所の歯の治療をすることでインプラントに影響が出てくる場合もあります。お口のなかの数本の虫歯の治療によって、関係のないインプラントに負荷が加わり、数年後にインプラントが抜け落ちた患者様もいます。

インプラント治療はインプラントを埋入したら治療が終わりではありません。インプラントを含めた全体的なお口環境のケア、そしてお口の噛み合わせをトータルで診る能力が必要です。

2. 巣鴨ヴェリ歯科クリニックのインプラント治療

ヴェリ歯科クリニックでは末長く、願えば一生インプラント治療された歯が残るように3つのコンセプトを留意して治療しております。

① 噛み合わせ視点から考えるインプラント治療

インプラントは外科主導型から噛み合わせ主導へ

インプラントを埋入する位置は失われた歯の外形をシュミレートして作り、この仮想の歯と対合する歯が噛み合う主要部分の直上にインプラントを埋入すべきと私は考えております。

そのためインプラント治療の際は入念な診断をもとに治療計画を立てます。

 

インプラントシュミレーション

インプラント治療時は埋入する場所がしっかり転写できるようにサージカルガイドと呼ばれる手術用ガイドを使用して治療します。

これにより最終の被せ物が入る位置から逆算してインプラントを埋入することが可能になります。

② 徹底したアフターケア、そしてアフターフォロー

インプラント治療は被せ物が入った時点でスタートだと考えております。末長く使っていただくためにヴェリ歯科ではインプラント専用の清掃器具を使い3〜6か月のアフターケアをしております。

患者様の歯磨き指導やインプラント部を含めた歯ブラシコンシェルジュもしております。お使いになっている歯ブラシの選択に疑問がありましたらご相談に乗ります。

お口の環境をケアした後、定期的に噛み合わせもチェックします。人の噛み合わせは経年的に変わります。数μmの誤差があるだけで歯に影響が出てしまいます。ヴェリ歯科では定期的な噛み合わせの調整は必須だと考えております。

また、ヴェリ歯科では第三者の保証機関と提携し、「インプラント10年保証」をご用意。インプラントに何かトラブルがあっても10年間のあいだは35万円分が保証可能です。

 

③ インプラントメーカーは世界的にシェアがあるメーカー

 

ヴェリ歯科クリニックではインプラント治療のオリジナル、ノーベルバイオケア社を使用しております。1960年代、ノーベルバイオケア社の創始者であるブローネマルク博士はチタンと骨が結合することから歯の代用歯として初めてインプラント治療を行った歯科医です。

インプラントメーカーの中でも老舗で世界的にシェアを誇るメーカーです。

患者様がお使いのインプラントメーカーが10年先、20年先になくなってしまった場合、インプラントのネジが劣化したり、損傷したらどうなるでしょう。

インプラント治療は患者様が一大決心をして決められた治療ですので、安心で安全なメーカーを当院では採用しております。

3. インプラント治療をしないという選択肢

インプラント治療が普及したことでインプラント治療に対するトラブルが多くなっているのも事実です。

当院では患者様と十分話し合い何が患者様にとって優位性があるのかをお勧めします。その中でインプラント治療をあえて選択しないという考えもあります。

通常インプラント治療以外に提案する治療として

  • 両サイドの歯を削り被せるブリッジ治療
  • そのまま型取りをして入れる着脱式の入れ歯

がありますが、それ以外にもできる治療法をご提案しております。

① ウェルデンツ治療(歯の代用装置)

 

※治療には個人差があります。保険適用外治療です。
ウェルデンツは歯と歯の間に入れる歯の代用装置として製作しております。インプラント治療や、ブリッジ治療、また従来の入れ歯にも抵抗がある方にお勧めする治療です。

高ウレタン樹脂を使用することで、変色や劣化しづらくなっております。

また見ての通り小さいので装着に違和感が起こりずらいのも特徴です。

ウェルデンツについてもっと詳しく知りたい方はこちら▼▼▼
ブリッジやインプラントは絶対嫌!新しい審美入れ歯の知っておきたいこと

② 親知らずを矯正治療で再利用

 

※治療は個人差があります。この治療は保険適用外です。
親知らずの前にある歯(第二大臼歯)が抜歯になってしまう場合、本来抜くはずの親知らずを矯正治療で動かして第二大臼歯の場所まで動かす方法があります。

この方法により本来2本とも抜歯をして1本インプラント治療をしないといけないところが、インプラント治療をせずに歯を保存することができました。

このように状況によって本来の治療とは別の治療法をご提案させていただいております。

親知らずの再利用についてもっと知りたい方はこちら▼▼▼
親知らず抜いた方がいい6つの場合、抜かない方がいい3つの場合

また前歯などの見た目がきになるところには接着ブリッジという歯を削らないブリッジなども扱っております。お気軽にご相談ください。

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4. ヴェリ歯科クリニックでのインプラント治療費用

インプラント治療クラウン込み (※) 1本 ¥350,000~
ウェルデンツ治療 1本 ¥100,000
親知らずの矯正 ¥300,000~

表示はすべて税抜き価格

※ 画像シュミレーション、サージカルガイド、10年保証、ジルコニアクラウンなど全て含まれております。術前ct撮影にてインプラント診断は1万円(税別)

その他各種治療プランをご提案しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

5. インプラントについて、よくある質問

Q. ヴェリ歯科で行うインプラントシュミレーションって何ですか。

インプラントを安全に的確な位置に置くために手術の前にあらかじめ骨の状態とインプラント位置をシュミレートします。神経、動脈、上顎洞を回避した場所に入れることができます。シュミレーションで作ったデータをサージカルガイドに転写し、それを使ってインプラントを行います。

Q. インプラントが失敗することはないですか。

A. 神ではないので絶対とは言えませんが、極力失敗しないようサージカルガイドを使用したり、CT撮影は欠かせません。

Q. インプラント治療はいくらですか。

A. インプラント治療はCT撮影1万円

サージカルガイド、シュミレーション、オペ、上部構造こみ、セット代金で35万(税別)で行っています。

Q. CTレントゲンは必ず撮影しないといけないのですか。

A. はい。CT撮影のデータでインプラントの位置を把握できるため欠かせません。

Q. インプラント手術は痛いですか。

A. 一般的に歯を抜歯するときよりも痛くはありません。病巣があるところを治療するわけでなく健全な骨の場所に治療するため痛みや腫れが少ないと言われています。術前に抗生物質、痛み止めを飲んでいただきます。

Q. 手術の後、注意することはありますか。

喫煙や過度の飲酒は禁止です。また口を大きく動かしたり、上顎のインプラントの場合は鼻を強くかまないでください。強いブラッシングは控えてください。