いびきとSAS(睡眠時無呼吸症候群)とは
いびきは睡眠時無呼吸症候群の可能性を示します。この症状は日中の眠気や集中力低下、運転中の危険な居眠りを引き起こす原因となります。当院では、診断と治療を通じて患者様の生活の質を向上させます。
2024年アメリカでは現在睡眠時無呼吸についての多くの方が周知しておりスーパーマーケットでもCPAP装置コーナーがあり快眠のために多くの方が利用しています。
睡眠時無呼吸症候群の症状
- 睡眠中のいびき、10秒以上の呼吸停止が何度かある
- 夜中に目がさめる、夜間頻尿である
- 起床時に眠たい、頭痛がある昼間眠い、倦怠感、居眠りをする。
- 集中力、記憶低下
スリープスプリント:安眠への第一歩
いびきや気道閉塞している方にマウスピースを装着することで下顎が少し前へ出て舌が上がり気道が開放することで呼吸をしやすくさせます。睡眠時無呼吸症候群用マウスピース(スリープスプリント)にはいろんな酢類のものがあります。
- 装置の種類:上下一体型(モノブロックタイプ)主に保険診療で作ります。 と 上下分離型(ソムノデント)自費治療で作ります。ではどんな違いがあるのでしょう。
保険用マウスピース
保険診療でもスリープスプリントが作れます。しかし20本以上歯があること。医科の紹介状があることが条件です。ヴェリ歯科クリニックに通院されている方で新たにスリープスプリントを制作したい方には豊島区連携医科や都立大塚病院睡眠科へ逆紹介を行っております。
保険適用マウスピース制作流れ
- 紹介状:医科からの紹介状が必要(ない場合はヴェリ歯科から逆紹介できます。)
- 歯型とり:患者様の歯型を上下採取
- 調節:ソムゲージを使用し、顎の前出し量を調整してます。
- 制作:患者様に最適なマウスピースを提供します。(再評価をし前への調整料を調節します。)
ソムノデントマウスピース(自費スリープスプリント)の特徴
- タイプ:2ピースタイプ(分離式)上下が分かれているため顎関節に負担が少なくまた嚥下や咳もできます。
- 利便性:口の開閉が容易で快適、装置内部はソフトなので装着感が良いです。顎の調整をバンドでできるので楽です。
- 保証期間:2年半
- 費用:135,000円(税別)
睡眠検査:自宅での精密睡眠検査
ヴェリ歯科クリニックでは終夜睡眠ポリグラフィー検査と呼ばれる睡眠検査装置を貸し出してます。
- 費用:8,800円
- 機器:フィリップス社ウォッチパッド300使用 指先にあるPATプローブと呼ばれるセンサーが抹消の血流量を測定し睡眠時の血流量の変化から睡眠覚醒の指数を識別します。
睡眠検査どんなことがわかるの?
いびきの度合い、AHI(1時間あたりの低呼吸、無呼吸の数)寝てる時の体位(仰向けや左向きとか)酸素飽和度、心拍数、睡眠ステージ(浅いねむり、深い眠り、REM睡眠夢見てる時など)
これら数値が時系列にレポートしておりあなたは重症ですとか軽症ですとかがわかります。
睡眠検査ウォッチパッド300使用方法
まずは当院で睡眠アンケートや口腔内をチェックし舌のサイズ、扁桃腺、歯列、レントゲンにて気道容積を測ります。その後ウォッチパッド300貸出をしてご自宅にて検査をしていただきます。機械を出したら左手に装着して人差し指にセンサーの部分を入れます。寝る前にセンサーのフィルムを剥がしてください。
貸出から7日以内に1日だけ測定していただき普段の睡眠を測定します。測定後速やかに返却をお願いします。使用料8800円(税込)
ソムノデントマウスピースの特徴
ソムノデントマウスピースの大きな特徴は2ピースをゴムバンドで調整しつなげてるためマウスピースの拘束感が少ないのが特徴です。保険のスリープスプリントで満足いただけない方でもソムノデントマウスピースで快適に使用できます。
- 調整可能: ご自身で簡単に調整できるバンド式設計。
- 快適性: 分離型の2ピース設計で、拘束感が少なく、自由に口を開け閉め可能。
- 価格: 135,000円(税別)で提供。
- 呼吸の容易さ: 自然な呼吸をサポートし、安心して眠れます。
- 保証: 2年半の長期保証付きで安心。
医療連携:専門医との協力体制
当院は、都立大塚病院睡眠科や豊島区医科クリニックと連携しています。この協力体制により、専門的な診断や治療が必要な場合にも迅速かつ的確に対応します。
当院は、患者様一人ひとりに合った治療計画や睡眠に携わる医科への逆紹介を提供します。いびきや睡眠時無呼吸が気になる方は、ぜひ当院へご相談ください。安心して深い眠りにつけるよう、全力でサポートします。