ヴェリ歯科クリニック
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当院で好評の歯ぎしり抑えるボトックス治療

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こんにちは巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。当院では3年前より歯ぎしり予防としてボツリヌス治療を行なっています。

歯ぎしり食いしばり

最近当院の患者様で奥歯の知覚過敏や歯の摩耗で困っている方も多く来院されます。その多くは食いしばり、歯ぎしりが原因と言われています。

歯ぎしりは主に我々哺乳類(人、羊、猿など_)が生まれながらもつ生理的運動として行います。つまり歯ぎしりをやめてくださいと言っても辞めることはできません。歯ぎしりは社会的ストレスと関係があり特に夜間のレム睡眠(深い睡眠)に移るときに始まります。奥歯同志を噛み合いギシギシとすりつぶし合います。その咬合力は起きているときに食いしばる力の3倍とも言われています。

ある調査では定年退職した方の咬筋の活動量とそれ以前(仕事していたとき)の咬筋の活動量を調査しました。データの結果は定年退職をすると明らかに咬筋の活動量は減っていたようです。

マウスピースの使用

歯ぎしりには主に保険治療2〜3000円程度でマウスピースが作れます。まずはマウスピースで歯ぎしりをしても歯に負担を受けないように守ります。すると歯にストレスがかかりにくくなり知覚過敏の症状も軽減し歯の摩耗もおこらなくなります。

しかしマウスピースの装着はかなりの異物感、抵抗感があり多くの方でマウスピースの使用を中断あるいは頻度の軽減が認められます。ヴェリ歯科クリニックでも30%の方が挫折します。

マウスピース以外の治療にはボトックス注射が有効

どうしてもマウスピースができない方、マウスピースをしても症状の改善が見られない方にはボトックス治療が有効です。当院ではボトックス治療を両顎に注射を3万円で行なっております。

ボトックス治療はどんな薬剤を使うの?

厳密に言うとボトックスは薬品の名称でボツリヌス菌注射が本来の治療法です。ボトックスはアラガン社のボツリヌス菌薬剤の名称を指します。歯科治療では扱っておりません。ではヴェリ歯科クリニックではどんな薬剤を使っているかご説明します。

NABOTAボツリヌス治療

ナボタ(NABOTA)が新登場!

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👉 ナボタ(NABOTA)って何?

  • ボトックス(アラガン社製)と同じボツリヌストキシン製剤です。
  • 顔のしわやたるみ治療、肩こり緩和、スリムな腕&足に!
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🔍 ナボタ(NABOTA)の特長は?

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※「ボトックス」はアラガン社の商標。一般的にはボツリヌストキシン製剤と呼ばれます。

歯科では歯ぎしりを抑制する治療としてボツリヌス注射は認められてます。それ以外の用途の注射は認められおりません。NABOTAはあらゆる体の箇所への治療剤として多くの医科で使われています。

また別の薬剤ボツラックスの取り扱いもありますのでご希望の方は施術時に申し出ください。

ボツリヌス治療ってどんなの?

どうやって注射をするの?気になる方もいらっしゃると思いますのでご説明します。

まずは適量を注射シリンジに転入いたします。当院では1mlを2分割し片側0.5mlづつを右側左側にわけ注射します

患者様は右左頬を冷却材で3分ほど冷やして頂きます。これにより注射の痛みを軽減します。

『ぎゅっと噛んでください』すると咬筋が張ります。耳から口角へ線を引き顎のラインを引き張った咬筋の前側と後ろ側を線で結び咬筋のあるエリアを可視化します。このエリア内であれば注射をしても安全です。それ以外のエリアにはリンパがあったり神経血管があるため必ず可視化します。水性ペンで顎に描くのはこの理由からです。

エリアが決まればアルコール消毒し片側3点にボツリヌス菌を注入していきます。

5分間ユニットで安静にして頂き治療は以上になります。

所要時間は15分程度です。

効果期間は6ヶ月〜9ヶ月持続します。効果発現は2、3日後に顎の改善を感じる方が多いです。

これから寒い時期になると歯ぎしりや食いしばりが多くなる季節になります。朝起きたとき顎の疲れ、顎の開け閉めに違和感がある方はボツリヌス治療を行なっておりますので是非ご検討いただければ幸いです。

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