こんにちは巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。
上の写真は左側が治療前、右側が治療後の歯茎の再生治療をした症例です。まだ矯正治療の途中ですが歯茎の再生治療２ヶ月で歯茎は戻ります。
下がってしまった歯茎はさまざまな原因で起こります。昔の矯正治療によって引き起こされたり、歯磨きが強すぎたり、歯医者に長い間行っていない場合の歯周病、歯軋りや強い食いしばりなどが原因で、加齢によっても歯茎は下がります。
歯茎が下がってしまった原因いついて詳しくはこちらから
歯茎が下がることを歯肉退縮と呼びます。歯肉退縮をなおす治療について知っていただきたい３つのポイントについてお話しします。
①下がった歯茎は自力で戻せるのか？
まずすでに歯茎が下がってしまった方へ残念ですが下がってしまった歯茎は自然には戻りません。しかし磨き方を変えることによって、使う歯ブラシの種類を変えることによってさらに歯茎が下がってしまうことは防げるでしょう。
当院でも販売しているクラップロックスは毛束が特殊な柔らかく歯茎に優しい歯ブラシです。
②歯茎の再生治療以外で下がった歯茎を治すには？
歯茎の再生治療以外で下がった歯茎を治す方法については、以下の２つが挙げられます。
- 矯正治療で歯の根を骨の中に戻す。（歯根トルク）
- 歯科用プラスチックでブラックトライアングルをなおす。
③下がった歯茎を取り戻す再生治療について
下がった歯茎を治療する方法として、結合組織移植手術（CTG）ルートカバーを用いた治療について、成功の要点を以下にまとめます。
再生できる歯茎と再生しずらい歯茎があるのを見極めること
歯茎を再生させるには患者さん自身の歯茎の状態を見極めることが大事です。また歯肉退縮の分類カイロの分類、ミラーの分類に照らし合わせ治療の難易度を知ることが大事です。
患者さんの歯茎の厚み、年齢、移植する場所の状態、歯肉を採取する場所の状態なども人それぞれです。また喫煙者、アルコールの摂取、口呼吸などの生活習慣も知っていなくてはいけません。
総合的に見て歯茎が再生できるかを判断します。
歯科用顕微鏡（マイクロスコープ）やマイクロブレード（極小メス）で繊細な治療が必要
歯肉を取り扱うためには極小の手術器具、鋭利なメス、マイクロスコープを用いたマイクロプラスチックサージェリー（歯周形成治療）を行うことで血管や組織がつながり、再生治療を成功に導きます。
まとめ
インビザライン矯正治療によって歯の根を骨の中に入れながら下がってしまった歯茎を再生しました。矯正治療も後少しですが良好です。
ヴェリ歯科クリニックでは歯茎の再生治療ルートカバーは10万円（税別）で行っております。また矯正相談無料 歯並びシュミレーション1,000円で行っております。
