巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長、公益社団法人豊島区歯科医師会理事の田島です。患者様は咀嚼障害(噛めない)と審美障害(見た目をきれいにしてほしい)を主訴で来院された患者様です。ご要望として、インプラントや歯ぐきを切るような治療はなるべく避けたいとのことでした。また矯正治療のように長期間の治療は希望されてませんでした。
なるべく残っている歯を温存できるよう高度な根の治療、インプラントは下の奥歯のみとし、上の歯は接着ブリッジ(1本ブリッジ)でなるべく低侵襲な治療を心がけました。
術前術後の写真
治療方針計画
約1年半の治療を経て上の歯には接着ブリッジや1本ブリッジ、下の歯にインプラント治療ジルコニアクラウンをかぶせました。深い虫歯にはなるべく神経を温存する治療を試みました。術後2年たっておりますが予後は良好です。
治療期間・費用
治療総期間 およそ1年半
費用 接着ブリッジ 左上 20万 1本ブリッジ 20万 右前歯
インプラント1本 35万(税別) 奥歯2本 など 詳しくはお問い合わせください。
副作用
インプラント治療は経過を見るために定期的に検診に来院しなければなりません。接着ブリッジは治療後脱離する可能性があります。神経を温存した治療箇所は予後症状が出てしまう可能性があります。症状が出た場合は根管治療が必要になります。
こだわったポイント
左上犬歯裏面に接着ブリッジを行いました。また右上側切歯にはインプラントスペースがないため1本ブリッジで治療を行いました。矯正治療を行えば奥歯も含めてスペースを作ったり噛み合わせを改善できますが患者様は希望されておりませんでしたので現在の噛み合わせを安定させました。下の赤丸印は接着ブリッジや1本ブリッジなどで治療しています。
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