ヴェリ歯科クリニックではエルビウムヤグレーザーを使った虫歯治療をおこなっています。レーザーを照射すると健康な歯を傷つけず水分を含んだ虫歯のみを爆発させる（蒸散させる）ことができます。その結果余分な歯を削らないため低侵襲な治療を受けることができます。
タービンや５倍速コントラを使った虫歯治療だと歯を多く削るだけでなく削る音が恐怖心を煽ります。歯科恐怖症の方でも安心して無痛の歯科治療ができます。
エルビウムヤグレーザーで虫歯治療の特徴
エルビウムヤグレーザーは、歯科用レーザーで唯一軟組織にも硬組織にも作用できるレーザーです。
歯に感染した虫歯に使えるレーザーです。照射部の表面にのみ反応し、蒸散によって治療を行います。そのため、他のレーザーのように深部に影響を与えることがありません。エナメル質にクラックが起こりにくく、熱の発生が非常に少ないため、痛みがほとんどないのも大きな特徴です。
レーザー虫歯治療のメリットとデメリット、リスクについて
メリット①レーザー治療はドリルの音がせず痛みも出にくい
レーザー治療は、歯を削る際にドリルを使わないため、あの「キーン」という音がしません。さらに、レーザーの照射によって痛みが出にくく、多くの患者さんが無麻酔または塗るタイプの麻酔で治療を受けられます。このため、歯科治療に対する恐怖感を軽減できる点が大きなメリットです。
メリット②レーザー照射した歯は歯質が強化され虫歯になりにくい
レーザー照射によって虫歯部分を取り除くと、周囲の歯質が強化されます。これにより、虫歯の再発を防ぎやすくなります。また、レーザーの熱で殺菌効果もあるため、治療後の歯が健康で強い状態を保つことができます。
メリット③知覚過敏も治りやすい
エルビウムヤグレーザーは知覚過敏の治療にも効果的です。レーザー照射によって歯の表面に薄い膜が形成され、知覚過敏の原因となる象牙細管が閉鎖されます。これにより、知覚過敏の症状が軽減し、歯がしみることが少なくなります。
デメリット①レーザー虫歯治療は削る虫歯治療より施術時間がかかる
レーザー治療は通常のドリルによる治療に比べて時間がかかる場合があります。特に広範囲に渡る虫歯や深い虫歯の場合、照射時間が長くなることがあります。治療の時間が長くなる点は、忙しい方や急ぎの治療が必要な方にはデメリットといえます。
デメリット②麻酔を使う場合もある
レーザー治療は痛みが少ないと言われていますが、場合によっては麻酔を使用することがあります。特に深い虫歯や広範囲の治療の場合、痛みを感じる可能性があるため、麻酔を使って患者さんの負担を軽減することがあります。
ひどい虫歯とレーザー治療
エルビウムヤグレーザーは軽度から中度の虫歯治療に最適ですが、非常に進行した虫歯には限界があります。根管治療が必要な場合や、歯の大部分が失われている場合は、従来の治療法と併用することがあります。レーザー治療が効果的でない場合は、エアタービンや他の治療法を併用して、最適な治療を行います。
ヴェリ歯科クリニックではひどい虫歯の方にはステップワイズエキスカベーション、バイタルパルプセラピー、ドックベストセメント治療を併用した治療法をご提供してます。
