こんにちは巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。
新型コロナウィルスの話題尽きないこの頃ですがみなさま歯の調子、またお体大丈夫ですか?
本日の都内の新型コロナウィルス感染者は97人のようです。一斉休校や破綻する会社のニュースで先行きが不安ですよね。
またトイレットペーパー、ティッシュ、アルコール消毒剤なども薬局にはなく私たちの生活に少なからず支障が出ています。そんな中、安倍政権ではようやく補償をしてもらうニュースも出てきました。
それは『布マスクを1住所に2枚給付』とのことです。
テレビのコメンテーターもおっしゃる通り耳を疑うような補償ですよね。
いろいろ考えて何か私にできることはないかと考えました。当院にはオートクレープという滅菌器があります。普段は使用した器具を洗浄し滅菌器に入れることで全ての細菌ウィルスが死にます。正確位言うと微生物の生存する確率が 100万分の1以下になります。
もしあなたが布マスクを洗濯して再利用しているのであれば一度当院の滅菌器で滅菌していみませんか。使い捨てマスクを何度も洗っているのであれば滅菌して見るのも良いではないでしょうか。
またガーゼや他のものを滅菌したい場合は滅菌できるものであればさせていただきます。
まずは使用したマスクを洗って乾燥してください。その後当院の滅菌袋に梱包します。あまり多くのものを一枚の滅菌袋に入れることは推奨できないです。一枚の滅菌袋で滅菌できるのはマスク5枚程度です。またオートクレーブ滅菌対応可能なマスクが推奨です。マスクのパッケージ裏を確認してください。
注意
滅菌によりマスクの濾過率が低下するためせいぜい1マスク1、2回が限度です。マスクによっては制電効果によりウィルスの吸着をあげるものもありますが滅菌によりその効果が期待できなくなってしまいます。また素材により滅菌ができないものもあります。滅菌により変形、損傷してしまったものに関して当院として責任は負いません。特にノーズフィッターにプラスチックがある場合はプラスチックが変形することがあります。またマスクに血液や口紅が付着有している場合は色素沈着が消えるわけではありません。
マスクを滅菌して再利用することは衛生上好ましくないですが洗濯して陰干しするよりも菌やウィルスの除去効果が期待できます。ましてや今後政府が給付する布マスク2枚よりは効果があるのではないでしょうか。
早く薬局にマスクが補充していただければ幸いですが、それまでの間どうにかしてご自宅にあるマスクを使って乗り切りましょう。
当院では滅菌を随時行っているわけではありません。また普段は患者様の歯科治療の合間の作業なのでまずは限定させて行います。マスクの滅菌は歯科用機材と一緒には滅菌しません。スタッフの作業量などを含めて滅菌袋1枚1回滅菌につき1000円(袋一枚に入れられるマスクは5枚ほど)にてご提供させていただきます。
今当院ではオーダーメイドのマスクを開発中です。(販売するかどうかは考えていませんが)また状況が進展次第お知らせいたします。
当院での治療では滅菌している器具を使いますが気になる方はディスポーザブル器具(一度使ったら捨てる)のもご用意しております。感染対策については院内の次亜塩素酸消毒、1時間1回の換気、手指消毒、診療前に口腔内の過酸化水素消毒、うがい薬でうがい後の消毒を徹底しております。